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震えて眠れ、首を洗って待っていろ|兵庫県知事会見で見えたメディアの甘え

📌 目次 はじめに 斎藤知事への脅迫とその規模 ネット脅迫は必ず足跡が残る 過去の嫌がらせ共有とBAN文化 記者クラブと報道姿勢の矛盾 表現の自由を都合よく使う記者たち 甘えん坊体質と自己正当化 政治的背景と民意の数字 選挙権のない「外野」の辞職要求 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 兵庫県の斎藤元彦知事が、昨年から 400件を超える脅迫や危害予告 を受け、警察に被害届を提出している件が明らかになりました。ところが、その定例会見で見えたのは、脅迫の深刻さよりも、記者クラブや一部メディアの 自己中心的な質問姿勢 と矛盾だらけの論理でした。 斎藤知事への脅迫とその規模 知事本人が被害届を出し、警察も対応している案件は数十件規模。しかし総件数では400件を超えるといいます。殺害予告や危害予告が一度きりでも看過できないのは当然です。法の下の平等は、加害者にも適用されるものです。 ネット脅迫は必ず足跡が残る IPアドレスはもちろん、ネットカフェやWi-Fi経由でも防犯カメラで追跡可能です。「匿名だから安全」と思っている輩は大間違い。まさに 震えて眠れ、首を洗って待っていろ という話です。 過去の嫌がらせ共有とBAN文化 過去には匿名掲示板で特定番組やチャンネルの通報方法が共有され、「削除できた」と手柄のように誇る風潮もありました。私もその「春のBAN祭り」の被害を経験済みです。嫌がらせの連帯感など、悪質さの証明でしかありません。 記者クラブと報道姿勢の矛盾 会見ではSNS上の誹謗中傷問題を「もっと踏み込んでメッセージを出せ」と迫る記者がいました。しかし、知事が特定の発言を名指し批判...

兵庫県・斎藤元彦知事定例会見と時事通信記者炎上騒動──“お気持ち表明”の限界とメディアの責任

目次 はじめに 会見で何が起きたのか 時事通信記者への誹謗中傷とその背景 “お気持ち表明”とSNSの反応 知事の態度とメディアの責任 斎藤知事の回答と“沈黙は同意”論への違和感 記者・メディアのあり方と世論の厳しさ 移動人事の真相とお気持ち報道の弊害 記者移動の理由と“講義電話”の意味 メディアの弱体化とペンの力の失墜 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は兵庫県の斎藤元彦知事の定例会見で発生した「時事通信女性記者による“お気持ち表明”」騒動について、私の視点でまとめていきます。単なる“炎上”という枠を超えて、公共空間での発言責任や、今のメディア・ジャーナリズムが直面する課題についても考察したいと思います。 会見で何が起きたのか 時事通信記者への誹謗中傷とその背景 定例会見の発端は、時事通信の女性記者が前週の会見で質問をしたことにより、SNS上で顔写真や名前が拡散され、誹謗中傷の嵐を受けたという訴えです。記者本人は「質問しただけで会社にクレーム電話が殺到し、翌週には部署異動になった」と会見場で発表。これがSNS上で大きな波紋を広げ、さまざまな憶測や批判が飛び交いました。 “お気持ち表明”とSNSの反応 記者は長々とした“お気持ち”の表明を行いましたが、これが記者会見の本筋から逸脱していると指摘する声が多く上がりました。「記者会見で感情を語るのは筋違い」「本来は質問で勝負すべき」といった冷ややかな世論も目立ちます。記者が自身の被害を訴えたことで、「被害者ムーブだ」「恨み節がましい」といった批判がさらに加速しました。 知...