震えて眠れ、首を洗って待っていろ|兵庫県知事会見で見えたメディアの甘え

はじめに

こんにちは、Burdonです。

兵庫県の斎藤元彦知事が、昨年から400件を超える脅迫や危害予告を受け、警察に被害届を提出している件が明らかになりました。ところが、その定例会見で見えたのは、脅迫の深刻さよりも、記者クラブや一部メディアの自己中心的な質問姿勢と矛盾だらけの論理でした。

斎藤知事への脅迫とその規模

知事本人が被害届を出し、警察も対応している案件は数十件規模。しかし総件数では400件を超えるといいます。殺害予告や危害予告が一度きりでも看過できないのは当然です。法の下の平等は、加害者にも適用されるものです。

ネット脅迫は必ず足跡が残る

IPアドレスはもちろん、ネットカフェやWi-Fi経由でも防犯カメラで追跡可能です。「匿名だから安全」と思っている輩は大間違い。まさに震えて眠れ、首を洗って待っていろという話です。

過去の嫌がらせ共有とBAN文化

過去には匿名掲示板で特定番組やチャンネルの通報方法が共有され、「削除できた」と手柄のように誇る風潮もありました。私もその「春のBAN祭り」の被害を経験済みです。嫌がらせの連帯感など、悪質さの証明でしかありません。

記者クラブと報道姿勢の矛盾

会見ではSNS上の誹謗中傷問題を「もっと踏み込んでメッセージを出せ」と迫る記者がいました。しかし、知事が特定の発言を名指し批判すれば、それは検閲や表現規制にあたる危険があります。

表現の自由を都合よく使う記者たち

普段は「報道の自由」を振りかざす一方、自分や仲間が批判されると「誹謗中傷だ」と声高に訴える。これほど都合の良い「自由」の解釈はありません。

甘えん坊体質と自己正当化

気に入らない回答が返ってくると「根拠を出せ」と繰り返すが、自分の発言根拠は出さない。まるで駄々っ子のような態度。大人の世界では通用しない論法です。

政治的背景と民意の数字

批判の背景には、過去の選挙での遺恨もあります。兵庫県知事選で斎藤氏は111万票を獲得し、圧倒的な民意を得ています。比較対象に出された国会議員の得票とは次元が違います。

選挙権のない「外野」の辞職要求

北海道在住の兵庫県出身者が、県知事の辞職を求める要望書を提出したと神戸新聞は報じました。ですが選挙権がない地域の住民が「辞めろ」と言うのは、制度の根本を理解していない証拠。公民の授業で習うレベルの話です。

まとめ

  • 斎藤知事は400件超の脅迫被害を受け、警察に相談・被害届を提出している
  • ネット脅迫は必ず足跡が残り、匿名性は幻想
  • 記者クラブは都合よく「表現の自由」を使い分けている
  • 政治的批判には過去の選挙結果が背景にある
  • 選挙権のない外部からの辞職要求は制度無視の的外れ

おわりに

会見を通じて見えたのは、脅迫の深刻さよりも、報道機関や記者クラブの自己都合と甘えでした。民意を背景に選ばれた知事に対し、外野が制度無視の要求をする滑稽さも際立っています。冷静な議論のためには、まず制度と事実を理解することから始めるべきです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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