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反町理氏のネット挑戦とテレビ文化の限界

📌 目次 はじめに 東洋経済記事への違和感 初回再生数を巡る的外れな評価 テレビ的価値観の押しつけ 「重い十字架」論の危うさ テレビとネットの決定的な違い 囲い込み文化とシェア文化 嫌なら見るな、見たい人だけ見る自由 エンゲージメント率という虚像 テレビ人材のネット流出と加速する時代の変化 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 かつて「プライムニュース」で長年司会を務めた反町理氏がネットの海に漕ぎ出しました。これに対し、東洋経済オンラインが「重い十字架」と題して批判的な記事を出しましたが、その内容に私は強い違和感を覚えました。 この記事では、テレビ的な物差しでネットを測ることの愚かさ、そして法治国家における「一度償えば終わり」という原則を無視した論調の危険性を、私の視点で掘り下げます。 東洋経済記事への違和感 初回再生数を巡る的外れな評価 記事では初回配信の当日夜で1万再生という数字を「こんなものか」と揶揄していました。しかしネットを理解している人間から見れば、これはむしろ立派なスタートです。知名度があっても、ゼロから始めるネットの場では1万という数字は容易に出せません。まず 始めること自体が最大の壁 なのです。 テレビ的価値観の押しつけ 画面の明るさや音質への批判もありましたが、それらは後から改善できる枝葉の問題。テレビの完璧主義をネットに持ち込んでも意味がありません。ネットは完成形でなくても発信し、育てていく場です。 「重い十字架」論の危うさ 記事が強調する「重い十字架」とは、18年前のセクハラ・パワハラ案件のことです。これは当時すでに社内処分を受けており、地上...