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反町理氏のネット挑戦とテレビ文化の限界

📌 目次 はじめに 東洋経済記事への違和感 初回再生数を巡る的外れな評価 テレビ的価値観の押しつけ 「重い十字架」論の危うさ テレビとネットの決定的な違い 囲い込み文化とシェア文化 嫌なら見るな、見たい人だけ見る自由 エンゲージメント率という虚像 テレビ人材のネット流出と加速する時代の変化 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 かつて「プライムニュース」で長年司会を務めた反町理氏がネットの海に漕ぎ出しました。これに対し、東洋経済オンラインが「重い十字架」と題して批判的な記事を出しましたが、その内容に私は強い違和感を覚えました。 この記事では、テレビ的な物差しでネットを測ることの愚かさ、そして法治国家における「一度償えば終わり」という原則を無視した論調の危険性を、私の視点で掘り下げます。 東洋経済記事への違和感 初回再生数を巡る的外れな評価 記事では初回配信の当日夜で1万再生という数字を「こんなものか」と揶揄していました。しかしネットを理解している人間から見れば、これはむしろ立派なスタートです。知名度があっても、ゼロから始めるネットの場では1万という数字は容易に出せません。まず 始めること自体が最大の壁 なのです。 テレビ的価値観の押しつけ 画面の明るさや音質への批判もありましたが、それらは後から改善できる枝葉の問題。テレビの完璧主義をネットに持ち込んでも意味がありません。ネットは完成形でなくても発信し、育てていく場です。 「重い十字架」論の危うさ 記事が強調する「重い十字架」とは、18年前のセクハラ・パワハラ案件のことです。これは当時すでに社内処分を受けており、地上...

参政党街頭演説妨害の裏側|日本共産党としばき隊の関係を暴く

📌 目次 はじめに 新宿駅前での妨害事件 事件の詳細と参政党の対応 SNSと世論の反応 日本共産党としばき隊の関係 人物・資金のつながり 日当や活動資金の実態 大手メディアの沈黙と切り取り報道 スパイ防止法と妨害活動の背景 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は、新宿駅前で行われた参政党の街頭活動に対する妨害行為と、その背後に見え隠れする日本共産党および「しばき隊」との関係について掘り下げます。現場での出来事だけでなく、資金や人脈の流れ、大手メディアの報じ方の問題点まで、私の視点でお伝えします。 新宿駅前での妨害事件 事件の詳細と参政党の対応 8月8日、新宿駅前で参政党が行った街頭活動は、反対派によるプラカードや騒音での妨害に加え、発煙筒と思われる物が使用されるという異常事態となりました。これは 民主主義に対する直接的な攻撃 であり、私の目にはテロ行為に近いものと映ります。 神谷宗幣代表は聴衆に謝罪しつつも、現場の安全確保を優先。参政党は妨害行為の様子を全て記録し、然るべき時に刑事告発を行う構えです。 SNSと世論の反応 SNS上では「妨害が逆に参政党の支持を高めている」という声も多く見られます。これは、過激な妨害行為が一般市民の反感を買い、結果として参政党の主張に耳を傾ける人を増やしている証左でしょう。 日本共産党としばき隊の関係 人物・資金のつながり 元共産党員で除名処分を受けた松竹伸幸氏の指摘によれば、妨害行為には日本共産党関係者や「しばき隊」メンバーが関与している可能性が高いとのことです。過去の反原発デモや政治活動でも、同様の顔...

SNS選挙と言い出す周回遅れのメディアと政治家たち

📌 目次 はじめに SNS選挙という神話の正体 SNS活用の歴史と実際の転換点 因果関係の誤認とアルゴリズムの仕組み メディアと専門家の閉ざされた世界 政治家のSNS理解と実態 サイバーセキュリティ議論の危うさ まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 ここ最近「SNS選挙」という言葉がメディアで飛び交っています。しかし、この言葉が登場したのは昨日今日の話ではなく、現実を正しく見ないまま「新しい現象」として喧伝する姿勢に違和感を覚えます。今回は、このSNSと選挙の関係、そしてそれを巡るメディアや政治家の認識について私の視点から整理します。 SNS選挙という神話の正体 SNS活用の歴史と実際の転換点 メディアや一部の大学関係者は2024年を転換点と語りますが、SNSの政治利用は国産SNS「ミクシィ」の時代から存在していました。2013年のネット選挙解禁以降も、地道にSNSを活用する政治家や政党は着実に増えていたのです。 2024年兵庫県知事の出直し選挙でテレビがほぼ報じなかったために、SNSの存在感が際立っただけであり、それを「新時代の幕開け」と捉えるのは事実誤認です。 因果関係の誤認とアルゴリズムの仕組み 賛成党関連の発信が目につくのは、ユーザー自身が過去にそれを視聴した履歴があるためです。SNSはアルゴリズムで「あなたが見そうなもの」を出す仕組みになっており、これは単なる因果関係の結果に過ぎません。 にもかかわらず、「SNS選挙は特定政党が支配している」かのように語るのは、利用者行動の基本構造を無視しています。 メディアと専門家の閉ざされた世界 テレビや新聞がSNSを論じる際、同じ数名の専門家(山口真一氏、三上洋氏、山本龍彦氏など)ばかりが登場します...

日本人減少と外国人増加の現実|川口市クルド人問題とメディアの姿勢

📌 目次 はじめに 人口動態の急変と数字の読み方 日本人減少と外国人増加の背景 「3%しかいない」という数字の罠 川口市のクルド人問題 犯罪率の比較が示すもの 医療費未払いの現実 メディアの報道姿勢とダブルスタンダード 地域社会への影響と課題 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 ここ数年、日本社会の中で 日本人減少と外国人増加 という構図が鮮明になってきました。特に川口市のクルド人問題は、現場の声とメディアの論調が大きく乖離している象徴的な事例です。 今回は、人口動態の数字の裏側、地域に与える影響、そしてメディアの姿勢について、私の視点から整理します。 人口動態の急変と数字の読み方 日本人減少と外国人増加の背景 総務省の発表によれば、昨年の日本人は 過去最多の約90万人減 。一方で外国人は 約66万人増加 し、総数は367万人と過去最多に達しました。 これは単なる数字ではなく、日本の労働市場、治安、社会保障などあらゆる分野に波及する現実です。 「3%しかいない」という数字の罠 一部メディアやコメンテーターは「移民は全人口の3%」と強調しますが、これは 全国平均の数字 。地域別の集中度や行動パターンを無視した論調は危ういものです。 例えば川口市では、特定国籍の外国人が地域人口の大きな割合を占め、実生活や行政サービスに顕著な影響を与えています。 川口市のクルド人問題 犯罪率の比較が示すもの 埼玉県内のトルコ国籍者1644人のうち、1500人が川口市に集中。川口市内でのトルコ国籍者の犯罪率は 3.6% で、中国籍の0.2%...

多様性の名を借りた排他とメディアの低年齢化演出

📌 目次 はじめに 玉川徹氏の発言とその矛盾 「核兵器が割安」発言排除の問題 多様性と経済合理性の両立 メディアの低年齢化演出とその弊害 中学生記者を持ち上げる構造 職業価値の切り下げ 原発論争の歴史的経緯 平和と現実的安全保障 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 先日、広島原爆の日に合わせて報道されたある発言が、思わぬ炎上を引き起こしました。表向きは 「多様性の尊重」 という美しい言葉ですが、その内実は異論を封じるための武器になっていた――そんな現実を、今回は掘り下げます。 玉川徹氏の発言とその矛盾 広島平和記念式典での小学生スピーチを受け、玉川徹氏は「核兵器が割安だと言う人はこの子たちの前で同じことを言えるのか」と語りました。一見もっともらしく聞こえるこの言葉に、私は違和感を覚えます。 「核兵器が割安」発言排除の問題 経済合理性の観点から核抑止を語る立場も、多様性の一部であるはずです。それを「この子たちの前で言えるのか」という情緒的圧力で封じるのは、多様性の名を借りた排他です。 多様性と経済合理性の両立 真の多様性とは、自分と異なる意見も包摂すること。平和を願う心情と、現実的な安全保障や経済合理性は対立するものではなく、両輪として議論すべきです。 メディアの低年齢化演出とその弊害 近年、旧来型メディアが小学生や中学生を表舞台に立たせ、政治的メッセージを代弁させる手法が増えています。その裏には、単なる話題作り以上の意図が見え隠れします。 中学生記者を持ち上げる構造 読売新聞が紹介した14歳の中学生記者は、脱原発を掲げ、政治的発言も行...

“差別される”発言の裏側──情報操作・やらせ・本当の多様性を考える

📖 目次 はじめに “差別される”演出とテレビ朝日の思惑 「被害者ポジション」とは何か 台本主導の演出と世論誘導の実態 川口市クルド人問題とやらせ疑惑 「問題外国人」と「良き隣人」の線引き アベプラ出演者の言動と違和感 本当の多様性・共生社会とは まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 最近のメディア報道を見ていて、特に感じるのは「差別」や「被害者」の演出があまりにも表面的になっていることです。今回取り上げるのは、長谷川ミラさんの「私は差別されるかもしれない」という発言に端を発し、テレビ朝日やAbema(アベプラ)がどのように情報を作り、流しているのか、その裏側と現場のリアルについて私なりの視点で考えてみます。 “差別される”演出とテレビ朝日の思惑 「被害者ポジション」とは何か 長谷川ミラさんがテレビ朝日の番組内で「私は差別の対象になるのかな」と発言したことが、ネットで大きく取り上げられました。 実際、こうした「被害者ムーブ」がテレビやSNSで急増しています。背景には「差別の当たり屋」と呼ばれる現象があり、 本当に困っている人や問題の本質よりも、“自分が被害者だ”というアピールが先行する 傾向が強くなってきていると感じます。 台本主導の演出と世論誘導の実態 今回の放送だけでなく、アベプラやテレビ朝日制作の番組では「対立構図」「加害者/被害者の役割分担」が最初から決まっているような台本進行が目立ちます。 クルド人問題、外国人と日本人の関係、移民政策など、本来は多層的な議論が必要なテーマも、 “視聴者を誘導したい方向”があって、そのための役割を出演者に割り当てている の...

スパイ防止法と北村晴男氏の炎上を読み解く|日本社会に蔓延る“甘え”とメディアの本質

目次 はじめに 北村晴男氏、スパイ防止法成立への本格始動 保守派弁護士の政治進出と国会での動き 炎上騒動とネットの反応 橋下徹氏・左翼陣営の集中攻撃とその背景 個人的怨恨と旧勢力の影響力 TBSと日本共産党――メディアと政党の“異常な距離感” TBSのダブルスタンダードと保守叩き 謝罪とメディアの選択的正義 “甘え”という日本社会の病理 スパイ防止法議論の本質――敵か味方か、グレーゾーンか まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は、私が長らく感じてきた 日本の安全保障の“ゆるさ” について改めて考えさせられる一連の炎上劇について取り上げます。北村晴男氏のスパイ防止法推進に始まり、橋下徹氏や左翼陣営、そしてTBSなど大手メディアを巻き込む騒動。これらは単なるネット上の小競り合いではありません。日本という国の“弱さ”や、政治・メディアの本質的な問題が如実に現れた現象だと感じています。 保守派として、一人でも多くの方に「なぜこのテーマが重要なのか」を知ってもらいたい。そんな思いで本記事を書きました。 北村晴男氏、スパイ防止法成立への本格始動 保守派弁護士の政治進出と国会での動き 北村晴男氏といえば、かつて“行列のできる法律相談所”でおなじみの弁護士です。そんな彼が、保守色の強い日本保守党から出馬し、見事参議院議員に初当選。議員として最初に手がけたのが スパイ防止法の成立 でした。 この法律は、日本国内の安全保障を一段と強化するためのものですが、戦後一貫して左翼系勢力や一部メディアから「市民弾圧の危険がある」と敵視されてきた経緯があります。北村氏はその成立を目指し、保守系議員と...

「気持ち悪い」の正体──メディアのダブルスタンダードと民意の分断

目次 はじめに 菊間千乃氏の「気持ち悪い」発言とは何か 「気持ち悪い」という言葉の背景 弁護士コメンテーターの責任 メディアに蔓延するダブルスタンダード 過去の事例にみる二重基準 説明責任からの逃走 民意と現実のギャップ データが示す本当の関心 オールドメディアの時代遅れ感 「法治国家」と処分の原則 一度の処分で終わらせるべき理由 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 近年、テレビやネット上で「気持ち悪い」というワードがやたらと目に入るようになりました。特に政治報道において、コメンテーターが自分の感情を強く押し出す場面が増えたと感じています。今回のテーマは、菊間千乃氏の「気持ち悪い」発言をきっかけに、メディアのダブルスタンダード、そして民意との乖離について徹底的に考察します。 菊間千乃氏の「気持ち悪い」発言とは何か 「気持ち悪い」という言葉の背景 7月29日のテレビ番組で、元フジテレビアナウンサーで現弁護士の菊間千乃氏が「裏金議員」が石破総理に辞任を求めることについて 「すごく気持ち悪い」 と発言しました。個人的な感情を公共の電波に乗せることには、正直なところ違和感を覚えます。言葉の強さは耳目を集める一方で、論理的な説明を後回しにしがちです。 弁護士コメンテーターの責任 弁護士という立場は本来、法的根拠や事実を重んじて発信すべきはずです。しかし今回のような「裏金」というレッテル貼りは、冷静な分析というより情緒的な印象操作に近いと感じました。視聴者の「共感」や「正義感」を煽...