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8月, 2025の投稿を表示しています

8.8新宿演説妨害事件とデモ日当問題【蟹工船】

📌 目次 はじめに 8.8新宿で何が起こったのか 日の丸毀損という行為 規制を招く危険性 デモ日当と資金の流れ 下っ端と幹部の待遇差 政党との金銭的つながり 日本型リベラルの問題点 民主主義と自由の守り方 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 2025年8月8日、新宿駅前で行われた参政党の街頭演説が、一部団体による過激な妨害で騒然となりました。現場では 日の丸にバツ印 が描かれ、拡声器や旗で演説をかき消す行為まで確認されました。 これは単なる政治的対立ではなく、日本社会全体に関わる「表現の自由」「規制の増加」「資金の不透明さ」といった根本問題を映し出しています。 8.8新宿で何が起こったのか 日の丸毀損という行為 現場で目撃されたのは、日本国旗にバツ印を描く行為。これは象徴への侮辱であり、私としては到底容認できません。他国旗に対しても同様で、象徴を損なう行為はモラルの崩壊そのものです。 規制を招く危険性 こうした行為が続けば、「国旗損壊罪」のような新たな規制が作られかねません。法律で縛るより、国民のモラルと良識で抑えるべき問題です。ルールが増えるのは、守らない人間がいるから。これ以上の規制社会は避けるべきです。 デモ日当と資金の流れ 下っ端と幹部の待遇差 過去のSNS発言や内部証言によれば、妨害行動に参加する「下っ端」クラスには日当1万8000円、交通費・食費別。幹部クラスになると30万円との噂もありました。中抜きやピンハネが横行していると揶揄され、ネットでは「やりがい詐欺」との声も。 政党との金銭的つながり ...

反町理氏のネット挑戦とテレビ文化の限界

📌 目次 はじめに 東洋経済記事への違和感 初回再生数を巡る的外れな評価 テレビ的価値観の押しつけ 「重い十字架」論の危うさ テレビとネットの決定的な違い 囲い込み文化とシェア文化 嫌なら見るな、見たい人だけ見る自由 エンゲージメント率という虚像 テレビ人材のネット流出と加速する時代の変化 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 かつて「プライムニュース」で長年司会を務めた反町理氏がネットの海に漕ぎ出しました。これに対し、東洋経済オンラインが「重い十字架」と題して批判的な記事を出しましたが、その内容に私は強い違和感を覚えました。 この記事では、テレビ的な物差しでネットを測ることの愚かさ、そして法治国家における「一度償えば終わり」という原則を無視した論調の危険性を、私の視点で掘り下げます。 東洋経済記事への違和感 初回再生数を巡る的外れな評価 記事では初回配信の当日夜で1万再生という数字を「こんなものか」と揶揄していました。しかしネットを理解している人間から見れば、これはむしろ立派なスタートです。知名度があっても、ゼロから始めるネットの場では1万という数字は容易に出せません。まず 始めること自体が最大の壁 なのです。 テレビ的価値観の押しつけ 画面の明るさや音質への批判もありましたが、それらは後から改善できる枝葉の問題。テレビの完璧主義をネットに持ち込んでも意味がありません。ネットは完成形でなくても発信し、育てていく場です。 「重い十字架」論の危うさ 記事が強調する「重い十字架」とは、18年前のセクハラ・パワハラ案件のことです。これは当時すでに社内処分を受けており、地上...

広陵高校甲子園辞退とSNS責任論|マスコミの自己保身と被害者無視の構図

📌 目次 はじめに 事件の経緯とマスコミ報道 騒動発覚から拡散までの流れ SNS責任論の押し付け 被害者証言と第三者委員会 深刻ないじめと暴力の実態 第三者委員会の限界と疑念 メディアの自己保身とダブルスタンダード ネット世論の反発と拡散の力 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 広陵高校の甲子園辞退をめぐる騒動は、単なる部内トラブルでは終わらず、 SNS責任論を振りかざすマスコミと、それに反発するネット世論 という構図を浮き彫りにしました。本記事では、事実関係、メディアの対応、そして「どっちも悪い」論に潜む本質を私の視点で整理します。 事件の経緯とマスコミ報道 騒動発覚から拡散までの流れ 発端は、部内での 暴力事案やいじめ行為 の存在がSNS上で告発されたことです。ある保護者が「子どもが部内で深刻ないじめを受けた」と公表した投稿は、真摯な謝罪文とともに急速に拡散し、反響を呼びました。 しかしマスコミは、事件の全容よりも「SNSが拡散したせいで学校が辞退に追い込まれた」という論調を優先。朝日新聞や読売新聞は、まるでSNSが一方的に悪者であるかのような報道姿勢を取りました。 SNS責任論の押し付け 誹謗中傷は確かに許されません。しかし、SNSは同時に 被害者の声を拾い上げる唯一の場 でもあります。暴力やいじめが存在した事実を伏せたまま、SNSだけを断罪するのは明らかに不公平です。 メディアが「公共性」を理由に優遇税制や電波権を持つ以上、事件の背景を正しく伝える責任があります。にもかかわらず、そこを怠り、責任転嫁に走る姿勢こそが批判されるべきでしょう。 被害者証言と第三者...

参政党街頭演説妨害の裏側|日本共産党としばき隊の関係を暴く

📌 目次 はじめに 新宿駅前での妨害事件 事件の詳細と参政党の対応 SNSと世論の反応 日本共産党としばき隊の関係 人物・資金のつながり 日当や活動資金の実態 大手メディアの沈黙と切り取り報道 スパイ防止法と妨害活動の背景 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は、新宿駅前で行われた参政党の街頭活動に対する妨害行為と、その背後に見え隠れする日本共産党および「しばき隊」との関係について掘り下げます。現場での出来事だけでなく、資金や人脈の流れ、大手メディアの報じ方の問題点まで、私の視点でお伝えします。 新宿駅前での妨害事件 事件の詳細と参政党の対応 8月8日、新宿駅前で参政党が行った街頭活動は、反対派によるプラカードや騒音での妨害に加え、発煙筒と思われる物が使用されるという異常事態となりました。これは 民主主義に対する直接的な攻撃 であり、私の目にはテロ行為に近いものと映ります。 神谷宗幣代表は聴衆に謝罪しつつも、現場の安全確保を優先。参政党は妨害行為の様子を全て記録し、然るべき時に刑事告発を行う構えです。 SNSと世論の反応 SNS上では「妨害が逆に参政党の支持を高めている」という声も多く見られます。これは、過激な妨害行為が一般市民の反感を買い、結果として参政党の主張に耳を傾ける人を増やしている証左でしょう。 日本共産党としばき隊の関係 人物・資金のつながり 元共産党員で除名処分を受けた松竹伸幸氏の指摘によれば、妨害行為には日本共産党関係者や「しばき隊」メンバーが関与している可能性が高いとのことです。過去の反原発デモや政治活動でも、同様の顔...

【情報戦】参政党の国会質疑とネット戦略が示した他党との差

📌 目次 はじめに 国会質疑とネット戦略の融合 ライブ配信即編集という迅速対応 他党との対比と自民党の遅れ 神谷宗幣代表の質疑ポイント 印象操作を跳ね返すSNS力 学ぶべき「当たり前をやる」姿勢 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は臨時国会での神谷宗幣代表の質疑と、それを最大限に活かした参政党のネット戦略について語ります。私は政策の是非以前に、 情報発信の戦い方 としての凄さに注目しています。他党、特に自民党との差は歴然です。 国会質疑とネット戦略の融合 神谷宗幣代表が行った国会質疑は「グローバリズムとトランプ関税」という重めのテーマでしたが、注目すべきはその内容だけでなく 発信の仕方 です。 質疑は参政党公式YouTubeチャンネルでライブ配信され、終了直後から再生回数が爆発的に伸びました。平日の昼間にもかかわらず、あっという間に10万回近く視聴され、NHK中継よりもはるかに多くの人に届いたのです。 ライブ配信即編集という迅速対応 驚いたのは、ライブ配信終了直後に 神谷代表の質疑部分だけを切り抜き 、同じURLのまま編集して公開したことです。国会は前の質疑者の都合で開始が前後することが多いのですが、それを見越して即時編集できる体制を整えているのは並の運営ではありません。 再生数が伸びればYouTube側も優先的に処理を行い、広告も即座に挿入される仕組みを熟知している。こうしたノウハウを実行に移す力が、他党にはほとんど見られません。 他党との対比と自民党の遅れ ネット戦略では国民民主党も一定の健闘を見せていますが、参政党はそれを凌ぐ動き。対して自民党はSNS発信強化を口にするだけで、実践は遅れています。 自民党支持者の一部は他党攻撃に熱心ですが、自らの情報発信の改善には鈍感。参政党の 「当たり前のことを当たり前にやる」 姿勢を爪の垢として煎じて飲むべきです。 ...

既存政党全敗と桜ういろう裁判が示すオールドメディアの終焉

📌 目次 はじめに 参院選と既存政党の全敗 桜ういろう裁判逆転勝訴の衝撃 TBS報道特集としばき隊の実態 ヤジ問題と司法判断 朝日・読売新聞とオールドメディアの没落 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は参院選で既存政党が全滅し、新勢力が台頭した出来事と、それに絡んだ桜ういろう裁判の逆転勝訴についてお話しします。この二つは、表面的には別件のようでいて オールドメディアの影響力低下 という一本の線でつながっています。 参院選と既存政党の全敗 今回の参院選では、立憲民主、共産、維新といった既存政党が揃って議席を落としました。代わって躍進したのは国民民主党、参政党、日本保守党、チームみらいといった比較的新しい勢力です。 この結果は、従来ならメディアの後押しで一定の票を確保できていた構造が崩れたことを示しています。新聞やテレビといった旧来型のメディアは、もはや有権者を動かす力を失いつつあるのです。 桜ういろう裁判逆転勝訴の衝撃 ウクライナ出身のナザレンコ・アンドリー氏が、旧統一教会とつながりがあると虚偽情報を流された件で逆転勝訴を勝ち取りました。このデマを発信していた「桜ういろう」の正体は、共同通信名古屋支局の40代デスク。 勤務時間中にネット上で保守系アカウントへの嫌がらせやデマ拡散を行っていたという事実は、メディア人が匿名で世論操作をしていた疑惑を裏付けるものであり、信頼の根幹を揺るがします。 TBS報道特集としばき隊の実態 TBS「報道特集」は、保守系を批判する「犬笛」発信を問題視する一方で、リベラル系活動家の同様の手法には沈黙してきました。特に「しばき隊」やその関係者は、選挙現場で妨害とみなされる行為を繰り返してきた事例があります。 この二重基準は、番組の政治的中立性に疑問符を投げかけます。さらに、メディア報道と現場活動が一体化していた可能性は看過できません。 ...

高校野球出場辞退騒動に見る学校の自己保身とSNS時代の誤解

📌 目次 はじめに 騒動の背景 事の発端となった投稿 学校側の初動と世間の反応 SNS炎上の構造と現実 出場辞退という逆効果の判断 教育現場の責任とあるべき対応 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回取り上げるのは、ある高校野球チームがSNSをきっかけに出場辞退に追い込まれた件です。事実を冷静に追ってみると、そこには 学校側の自己保身 と 炎上の実態に対する無理解 が見え隠れします。 私自身、この件を通して教育現場が抱える構造的な問題と、現代の情報環境の理解不足を痛感しました。 騒動の背景 事の発端となった投稿 問題となったのは、部員のSNS上での軽率な投稿でした。特定の誰かを攻撃する内容ではなく、内輪ノリに近いものでしたが、これが切り取られて拡散され、外部から批判の声が寄せられるようになりました。 ネットの世界では日常的に見られるレベルのものであり、法的に問題があるわけでもない。それでも「悪いことをした」という空気が先行してしまったのです。 学校側の初動と世間の反応 学校はメディア報道前の段階で事態を把握しながら、事実確認よりも火消しを優先しました。教育的指導よりも世間体を守る姿勢が透けて見え、結果的に地元や保護者からの不信感を招きます。 この「まず謝罪」「すぐ処分」という流れは、日本の組織でありがちなパターンですが、本質的な解決には繋がりません。 SNS炎上の構造と現実 SNSでの炎上といっても、実際には少数のアカウントが繰り返し投稿しているだけで、大多数の人は騒動自体を知りません。にもかかわらず、学校は「全国から非難が殺到している」と誤認し、過剰に反応しました。 本来であれば、批判の声の実数や影響範囲を正しく測定し、冷静...

SNS選挙と言い出す周回遅れのメディアと政治家たち

📌 目次 はじめに SNS選挙という神話の正体 SNS活用の歴史と実際の転換点 因果関係の誤認とアルゴリズムの仕組み メディアと専門家の閉ざされた世界 政治家のSNS理解と実態 サイバーセキュリティ議論の危うさ まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 ここ最近「SNS選挙」という言葉がメディアで飛び交っています。しかし、この言葉が登場したのは昨日今日の話ではなく、現実を正しく見ないまま「新しい現象」として喧伝する姿勢に違和感を覚えます。今回は、このSNSと選挙の関係、そしてそれを巡るメディアや政治家の認識について私の視点から整理します。 SNS選挙という神話の正体 SNS活用の歴史と実際の転換点 メディアや一部の大学関係者は2024年を転換点と語りますが、SNSの政治利用は国産SNS「ミクシィ」の時代から存在していました。2013年のネット選挙解禁以降も、地道にSNSを活用する政治家や政党は着実に増えていたのです。 2024年兵庫県知事の出直し選挙でテレビがほぼ報じなかったために、SNSの存在感が際立っただけであり、それを「新時代の幕開け」と捉えるのは事実誤認です。 因果関係の誤認とアルゴリズムの仕組み 賛成党関連の発信が目につくのは、ユーザー自身が過去にそれを視聴した履歴があるためです。SNSはアルゴリズムで「あなたが見そうなもの」を出す仕組みになっており、これは単なる因果関係の結果に過ぎません。 にもかかわらず、「SNS選挙は特定政党が支配している」かのように語るのは、利用者行動の基本構造を無視しています。 メディアと専門家の閉ざされた世界 テレビや新聞がSNSを論じる際、同じ数名の専門家(山口真一氏、三上洋氏、山本龍彦氏など)ばかりが登場します...

日本人減少と外国人増加の現実|川口市クルド人問題とメディアの姿勢

📌 目次 はじめに 人口動態の急変と数字の読み方 日本人減少と外国人増加の背景 「3%しかいない」という数字の罠 川口市のクルド人問題 犯罪率の比較が示すもの 医療費未払いの現実 メディアの報道姿勢とダブルスタンダード 地域社会への影響と課題 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 ここ数年、日本社会の中で 日本人減少と外国人増加 という構図が鮮明になってきました。特に川口市のクルド人問題は、現場の声とメディアの論調が大きく乖離している象徴的な事例です。 今回は、人口動態の数字の裏側、地域に与える影響、そしてメディアの姿勢について、私の視点から整理します。 人口動態の急変と数字の読み方 日本人減少と外国人増加の背景 総務省の発表によれば、昨年の日本人は 過去最多の約90万人減 。一方で外国人は 約66万人増加 し、総数は367万人と過去最多に達しました。 これは単なる数字ではなく、日本の労働市場、治安、社会保障などあらゆる分野に波及する現実です。 「3%しかいない」という数字の罠 一部メディアやコメンテーターは「移民は全人口の3%」と強調しますが、これは 全国平均の数字 。地域別の集中度や行動パターンを無視した論調は危ういものです。 例えば川口市では、特定国籍の外国人が地域人口の大きな割合を占め、実生活や行政サービスに顕著な影響を与えています。 川口市のクルド人問題 犯罪率の比較が示すもの 埼玉県内のトルコ国籍者1644人のうち、1500人が川口市に集中。川口市内でのトルコ国籍者の犯罪率は 3.6% で、中国籍の0.2%...

江戸町奉行の真実|正義の味方どころか命を削る激務だった

📌 目次 はじめに 町奉行の役割と地位 北町・南町奉行と月番制 幅広すぎる職務範囲 激務ゆえの高い死亡率 奉行所の組織構造 扱った訴訟と事件の実態 町奉行の一日 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 時代劇では町奉行といえば「大岡越前」や「遠山の金さん」のように颯爽と現れて悪を裁く正義の味方。しかし、実際の江戸町奉行は華やかさとは裏腹に 命を削る超激務 でした。 この記事では、町奉行の実際の職務、組織構造、日常業務の過酷さを掘り下げて紹介します。 町奉行の役割と地位 町奉行は江戸幕府において行政・司法・警察・消防を一手に担う要職で、自社奉行・勘定奉行と並ぶ「三奉行」の一角でした。 身分は旗本クラスですが、能力重視の任命も多く、俸禄(役高)は3000石相当。足高制度により不足分が補われました。 北町・南町奉行と月番制 町奉行は北町と南町の二名体制。ただし地理的に分担するのではなく、 月番制 で一ヶ月ごとに新規案件の受付(表門を開く)と審理(表門を閉じる)を交代しました。 互いを監視し権力集中を防ぐ仕組みでもありました。 幅広すぎる職務範囲 現代で例えるなら 東京都知事+警視総監+消防総監+最高裁長官 を兼任するような存在。治安維持、裁判、都市インフラ管理、物価統制、福祉施設の監督まで担いました。 激務ゆえの高い死亡率 歴代町奉行のうち18.9%が在任中に死亡。他の奉行職に比べても突出して高く、半数近くが就任から数年以内に亡くなっています。 過労死に近い事例も多く、平均在職期間はわずか5〜6年でした。 奉行所の組織構造 奉行の下には「与力」(補佐役)と「同心」(実務担当)が配置され...

なぜ文化芸術系に左翼が多いのか?理論なき感性社会の実情と私の考察

目次 はじめに 芸術・文化系に左派が多い理由 感性中心の価値観がもたらすもの 理論の崩壊がもたらしたもの 現代社会と左派思想の居場所 アイデンティティと社会運動 思想の先鋭化とその背景 理系的価値観との対比 資本主義社会の特性と今後 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 日々、さまざまな社会現象や思想の変遷を眺めていると、どうしても避けて通れない問いがあります。それが 「なぜ文化芸術系の世界には左派が多いのか」 という疑問です。私自身も音楽や文学、絵画などの世界と距離が近いことから、このテーマについて考え続けてきました。 今回は私自身の経験や所感も交えつつ、現代社会における思想と感性の関係について深掘りしていきたいと思います。 芸術・文化系に左派が多い理由 感性中心の価値観がもたらすもの 私の肌感覚として、芸術や文化分野の人たちは論理よりも感性、つまり「心で感じること」や「自分の中に湧き上がるもの」を大事にしている傾向があります。これは理屈ではなく、時に理不尽ですらある社会の矛盾や弱者への共感、人権や自由の尊重といった感覚に結びつきやすいように思います。 実際、表現者の多くは「この社会はこうあるべきだ」という強いビジョンを抱き、それを作品や言動として表現しています。 「こうだったらいいな」「こうあるべきだ」という理想主義や共感ベースの主張 は、左派的な立場と重なる部分が非常に大きいのです。 理論の崩壊がもたらしたもの 一方で、かつての左翼思想──たとえば共産主義や社会主義──は、マルクス主義などしっかりとした理論的な土台が存在していました。しかしソ連の崩壊をはじめとする社会主義体制の破綻で、そうした「大きな理論」は完...

震えて眠れ、首を洗って待っていろ|兵庫県知事会見で見えたメディアの甘え

📌 目次 はじめに 斎藤知事への脅迫とその規模 ネット脅迫は必ず足跡が残る 過去の嫌がらせ共有とBAN文化 記者クラブと報道姿勢の矛盾 表現の自由を都合よく使う記者たち 甘えん坊体質と自己正当化 政治的背景と民意の数字 選挙権のない「外野」の辞職要求 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 兵庫県の斎藤元彦知事が、昨年から 400件を超える脅迫や危害予告 を受け、警察に被害届を提出している件が明らかになりました。ところが、その定例会見で見えたのは、脅迫の深刻さよりも、記者クラブや一部メディアの 自己中心的な質問姿勢 と矛盾だらけの論理でした。 斎藤知事への脅迫とその規模 知事本人が被害届を出し、警察も対応している案件は数十件規模。しかし総件数では400件を超えるといいます。殺害予告や危害予告が一度きりでも看過できないのは当然です。法の下の平等は、加害者にも適用されるものです。 ネット脅迫は必ず足跡が残る IPアドレスはもちろん、ネットカフェやWi-Fi経由でも防犯カメラで追跡可能です。「匿名だから安全」と思っている輩は大間違い。まさに 震えて眠れ、首を洗って待っていろ という話です。 過去の嫌がらせ共有とBAN文化 過去には匿名掲示板で特定番組やチャンネルの通報方法が共有され、「削除できた」と手柄のように誇る風潮もありました。私もその「春のBAN祭り」の被害を経験済みです。嫌がらせの連帯感など、悪質さの証明でしかありません。 記者クラブと報道姿勢の矛盾 会見ではSNS上の誹謗中傷問題を「もっと踏み込んでメッセージを出せ」と迫る記者がいました。しかし、知事が特定の発言を名指し批判...

多様性の名を借りた排他とメディアの低年齢化演出

📌 目次 はじめに 玉川徹氏の発言とその矛盾 「核兵器が割安」発言排除の問題 多様性と経済合理性の両立 メディアの低年齢化演出とその弊害 中学生記者を持ち上げる構造 職業価値の切り下げ 原発論争の歴史的経緯 平和と現実的安全保障 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 先日、広島原爆の日に合わせて報道されたある発言が、思わぬ炎上を引き起こしました。表向きは 「多様性の尊重」 という美しい言葉ですが、その内実は異論を封じるための武器になっていた――そんな現実を、今回は掘り下げます。 玉川徹氏の発言とその矛盾 広島平和記念式典での小学生スピーチを受け、玉川徹氏は「核兵器が割安だと言う人はこの子たちの前で同じことを言えるのか」と語りました。一見もっともらしく聞こえるこの言葉に、私は違和感を覚えます。 「核兵器が割安」発言排除の問題 経済合理性の観点から核抑止を語る立場も、多様性の一部であるはずです。それを「この子たちの前で言えるのか」という情緒的圧力で封じるのは、多様性の名を借りた排他です。 多様性と経済合理性の両立 真の多様性とは、自分と異なる意見も包摂すること。平和を願う心情と、現実的な安全保障や経済合理性は対立するものではなく、両輪として議論すべきです。 メディアの低年齢化演出とその弊害 近年、旧来型メディアが小学生や中学生を表舞台に立たせ、政治的メッセージを代弁させる手法が増えています。その裏には、単なる話題作り以上の意図が見え隠れします。 中学生記者を持ち上げる構造 読売新聞が紹介した14歳の中学生記者は、脱原発を掲げ、政治的発言も行...

TBS「韓国人男性の日本婚活」特集が突きつける公共電波と日本人ファーストの問題

📌 目次 はじめに TBSが放送した婚活特集の概要 「日本の嫁は安い」という視点 文化的背景と韓国の結婚事情 参政党叩きとの関連性 メディアと韓流ごり押しの構造 少子化と国益への影響 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は、TBSが取り上げた 「韓国人男性の日本での婚活」 特集について、私の視点から掘り下げていきます。この報道は単なる国際的な恋愛紹介ではなく、 日本人女性を「リーズナブル」に捉える価値観 をそのまま公共電波で流したという点で看過できません。 さらに、TBSが過去に参政党批判を展開してきた流れと合わせて見ていくと、その報道姿勢の一貫性と危うさが浮かび上がります。 TBSが放送した婚活特集の概要 2023年8月7日、TBSは「韓国人男性が日本で婚活する姿」を特集として放送しました。番組内では、日本人女性との結婚を希望して来日する韓国人男性のインタビューやお見合いの様子が紹介されました。 「日本の嫁は安い」という視点 番組で特に問題視されたのは、韓国国内の結婚文化との比較です。韓国では男性側が家を用意するのが一般的で、ローンなしで購入すると40歳近くになるとのこと。しかし日本人女性なら、その金銭的負担が小さいと説明されました。 この文脈は、事実上 「日本人女性はコストが低い」 という価値観を提示しており、SNS上では「人を値札で測るのか」という批判が殺到しました。 文化的背景と韓国の結婚事情 韓国の出生率は0.72(ソウルでは0.55)と先進国最低水準。男性側の負担が大きい結婚文化も一因とされます。番組では、こうした背景から「日本人女性を韓国に迎える方が経済的」という見方が語られました。 しかし、これは日本人女性を 経済的手段や労働力 として見なす発想に通じ...

ENHYPEN差別発言疑惑とフジテレビの対応を問う【日本人ファーストの視点】

📌 目次 はじめに 発端となった問題発言 フジテレビの対応と批判の背景 謝罪の性質と事務所方針 過去事例との類似点 メディアとスポンサーの世界観の乖離 韓流偏重と視聴者との溝 公共電波と日本人ファーストの原則 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回取り上げるのは、韓国の人気アイドルグループ ENHYPEN の差別発言疑惑と、それを巡るフジテレビの起用方針に対する批判です。 単なる芸能ゴシップではなく、 公共電波の使い方や日本人ファーストという価値観 に直結する問題だと私は考えています。 発端となった問題発言 事の発端は、ENHYPENメンバーの一人がオンラインのファンミーティングで 「Good Jap」 と発言したことです。 これは英語圏で広く知られる日本人差別用語であり、事務所は「タイプミス」と説明。しかし、 公式な謝罪は行われず 、そのまま時間が経過しました。 フジテレビの対応と批判の背景 問題発言から約2か月後、フジテレビは彼らを音楽番組に出演させることを決定。しかもこのニュースが、 広島原爆の日である8月6日に報じられた ことで批判が一層高まりました。 謝罪の性質と事務所方針 ファンイベントで「心配をかけてごめんなさい」と発言したものの、それは ファンへの内輪向け であり、日本社会や一般視聴者への謝罪ではありません。 過去のBTS原爆Tシャツ問題でも同様の対応があり、事務所は一貫して 日本社会には謝罪しない方針 を取っているように見えます。 過去事例との類似点 BTSの件でも、騒動後のコンサートでの謝罪はファンに向けたものでした。このことから、 事務所文化としての危機管理方針 が透けて見えます。 ...

石破茂氏とトランプ関税、そして日露戦争120年談話の可能性

目次 はじめに トランプ関税と15%上乗せ問題 合意文書なしの背景と交渉の本質 米国側のメッセージ性と揺さぶり 石破茂氏の政治的立ち位置 中国や国際関係における評価 安全保障や核共有への姿勢 歴史的記念日を活かす戦後80年談話構想 日露戦争勝利の国際的意義 安倍談話を超える120年談話戦略 情報構造の変化と世論戦 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回取り上げるのは、石破茂氏をめぐる最近の政治的動きと、米国との関税問題、さらに歴史を活かしたメッセージ発信の可能性についてです。私の視点から、これらの出来事の背景や意味を掘り下げていきます。 トランプ関税と15%上乗せ問題 合意文書なしの背景と交渉の本質 日米間の自動車関税交渉では、当初15%と理解されていた関税が、その後さらに15%上乗せされる形となりました。驚くべきことに、この合意には正式な文書が存在せず、非常事態宣言を根拠にした「トランプ関税」の性格上、記録を残さない構造だったのです。 米国側のメッセージ性と揺さぶり 石破氏側の「関税を下げに行く」という事前発言が、米国の警戒を招いた可能性があります。文書がない状況は、米国側にとって柔軟に条件を動かす余地を残し、揺さぶりの余地を最大化する交渉戦術といえます。 石破茂氏の政治的立ち位置 中国や国際関係における評価 参院選敗北後も総裁続投を表明した石破氏には、中国から好意的なメッセージが寄せられました。日中関係の安定を重視する中国の思惑が透けて見えます。 ...

週刊新潮廃刊危機と高山正之コラム炎上~背景と出版業界の今

目次 はじめに 高山正之氏コラム炎上の経緯 問題となった見出しと発言 批判の発端と拡散の構図 朝日新聞との長年の因縁 1984年の毒ガス報道騒動 慰安婦問題と批判の積み重ね 出版業界の構造変化と市場縮小 新潮45廃刊との類似点 スマホ時代の読者行動変化 炎上をどう捉えるべきか 水原希子氏の過去炎上と名前の意味 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は、週刊新潮が廃刊の危機にあるという話題と、それに絡む高山正之氏のコラム炎上について、自分なりの視点で掘り下げます。単なる騒動報告ではなく、出版業界全体の問題や情報の受け止め方についても考えてみたいと思います。 高山正之氏コラム炎上の経緯 問題となった見出しと発言 7月24日号に掲載された高山氏のコラム「創氏改名2.0」。その結びにあった 「日本も嫌い、日本人も嫌いは勝手だが、日本名を使うな」 という一文が物議を醸しました。タレントの水原希子氏に触れた直後の言葉で、批判者はこれを個人攻撃と捉えました。 批判の発端と拡散の構図 炎上の火種を広めたのはX(旧Twitter)のアカウントで、背景を辿ると朝日新聞関係者との関連が見えてきます。こうした批判が拡散する過程には、単なるSNSの反応以上に、既存メディア間の確執が影響していると感じます。 朝日新聞との長年の因縁 1984年の毒ガス報道騒動 昭和59年、朝日新聞が旧日本軍の毒ガスと報じた記事を、高山氏は産経新聞で「煙幕だ」と指摘。これに朝日側は激昂し、直接乗り込んできたという逸話があります。この時点で両者の関係は深く溝ができていま...

石破降ろし終了。党利党略と日本政治の停滞──現場の空気感と市民がとるべき行動

目次 はじめに 石破降ろし終了、その本当の理由 「お盆休み」モードの自民党 石破を降ろすメリットがない永田町の論理 議員と党利党略の構造 選挙をやりたくない全政党の本音 3年間は公金チューチューの現実 メディアと政治の癒着・空気感 外交・安全保障の論点 トランプ前大統領の対日交渉 戦後80年の歴史認識と責任 私たち市民ができること まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 政治の現場は、表面のニュースだけでは見えてこない空気や打算、そして市民不在の“停滞”に満ちています。今回、石破降ろし(実質的な石破総理続投)の構図を出発点に、永田町で今何が起きているのか、自民党を中心とした「党利党略」と日本政治の現実について掘り下げていきたいと思います。 石破降ろし終了、その本当の理由 「お盆休み」モードの自民党 8月6日、広島原爆の日に合わせて石破総理が「戦後80年メッセージ」を出す出さないで議論されましたが、実際は「今月は絶対辞めない」という宣言そのもの。国会も閉じ、党内は「両院議員総会」すらガス抜きにもならず、お盆休みの空気に包まれています。取材現場でも「休みたい」「何も起こさずこのまま」が支配的です。 石破を降ろすメリットがない永田町の論理 一番の理由は、石破を降ろしても次にやるのは「解散総選挙」。昨年から続く逆風選挙の連続で、ようやく生き残った現職議員たちが「これ以上リスクは取りたくない」と考えているからです。自民党だけでなく、立憲民主党も執行部への責任追及どころではなく、選挙リスクから逃げたい空気。まさに党利党略だけが先行していま...

参政党記者会見ボイコット論争から見えた日本社会の問題点と報道の自由

目次 はじめに 記者会見ボイコット論争の発端 津田大介氏と記者クラブの役割 メディアの選別と“報道の自由”の現実 オールドメディア批判とネット時代の現実 “会見のおねだり”と雑学大会化 ネット配信と市民への情報公開 “活動家”化するメディアの課題 主役は国民、市民社会の成熟へ まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 最近の日本のメディア環境と政治をめぐる議論は、かつてないほど分断と混乱が表面化しています。特に参政党の記者会見をめぐる“ボイコット論争”は、記者クラブやメディアの存在意義、報道の自由の本質、日本の民主主義の課題をあぶり出す重要な事例だと感じています。今回、自分なりに率直な目線でこの問題を考察しました。 記者会見ボイコット論争の発端 津田大介氏と記者クラブの役割 ことの発端は、参政党が一部の記者やメディアの記者会見参加を事前登録・制限したことから始まります。これに対し、津田大介氏が「記者クラブは参政党会見をボイコットせよ」とSNSで呼びかけ、大きな反響を呼びました。津田氏自身は芸術監督やメディアアクティビストとして知られていますが、“記者でもない人”が記者クラブに呼びかけていること自体にも違和感を覚えました。 さらに、制限を受けたはずの記者たちも結局その後の会見に参加している現実を考えると、いったい何が“ボイコット”なのか、疑問が残ります。 メディアの選別と“報道の自由”の現実 この騒動をきっかけに、記者クラブのあり方や報道の自由についても改めて問われています。日本の記者クラブは、実際には“フリー”や新興メディア、YouTuberなどを排除するケースが多い一方で、義務教育中の中学生が取材できる会見も存在します...

石破談話と“続きはWEBで”の皮肉──戦後80年・日本政治の迷走を読み解く

📖 目次 はじめに 石破談話をめぐる迷走 なぜ「9月2日」か──中国が期待する日付の意味 安倍談話で終わりだったはずでは? 政治家の責任転嫁・ご都合主義 長島昭久氏の“苦しい言い訳”とSNSの時代 自民党も野党も「身分安泰」に流れる体制翼賛体制 謝罪と歴史、そして日本の未来 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 ここ数年、日本の「談話」政治がまた新たな迷走を見せています。戦後80年を節目に発出される「石破談話」をめぐる議論、9月2日(降伏文書署名日)を中国が“祝日化”している現実、与野党のご都合主義的な体制づくり、誠実さを失いつつある日本の政治家たち……。 今回は「なぜ今さら談話なのか」「続きはWEBで」の皮肉、そして日本社会の根幹を揺るがす“信頼”の危機について、自分なりの視点で掘り下げます。 石破談話をめぐる迷走 なぜ「9月2日」か──中国が期待する日付の意味 本来、日本の戦後の節目といえば「8月15日・終戦の日」です。ところが今年は「9月2日・降伏文書署名の日」に談話を出すか否かが議論になりました。 中国はこの日を「戦勝記念日」として盛大に扱い、日本のメッセージ発出を熱望している ──まさに外交カードにされていることが見えてきます。 談話のタイミング一つで、隣国の思惑や国内世論のバランスまで左右される現状を、私は危うく感じざるを得ません。 安倍談話で終わりだったはずでは? 2015年の「安倍談話」で日本の戦後責任については“けじめ”をつけたはず。それにもかかわらず、なぜ再び“80年談話”が必要なのか。 「未来志向」「平和国家」ばか...

“差別される”発言の裏側──情報操作・やらせ・本当の多様性を考える

📖 目次 はじめに “差別される”演出とテレビ朝日の思惑 「被害者ポジション」とは何か 台本主導の演出と世論誘導の実態 川口市クルド人問題とやらせ疑惑 「問題外国人」と「良き隣人」の線引き アベプラ出演者の言動と違和感 本当の多様性・共生社会とは まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 最近のメディア報道を見ていて、特に感じるのは「差別」や「被害者」の演出があまりにも表面的になっていることです。今回取り上げるのは、長谷川ミラさんの「私は差別されるかもしれない」という発言に端を発し、テレビ朝日やAbema(アベプラ)がどのように情報を作り、流しているのか、その裏側と現場のリアルについて私なりの視点で考えてみます。 “差別される”演出とテレビ朝日の思惑 「被害者ポジション」とは何か 長谷川ミラさんがテレビ朝日の番組内で「私は差別の対象になるのかな」と発言したことが、ネットで大きく取り上げられました。 実際、こうした「被害者ムーブ」がテレビやSNSで急増しています。背景には「差別の当たり屋」と呼ばれる現象があり、 本当に困っている人や問題の本質よりも、“自分が被害者だ”というアピールが先行する 傾向が強くなってきていると感じます。 台本主導の演出と世論誘導の実態 今回の放送だけでなく、アベプラやテレビ朝日制作の番組では「対立構図」「加害者/被害者の役割分担」が最初から決まっているような台本進行が目立ちます。 クルド人問題、外国人と日本人の関係、移民政策など、本来は多層的な議論が必要なテーマも、 “視聴者を誘導したい方向”があって、そのための役割を出演者に割り当てている の...

参政党台頭の本質と日本政治の危機──ポピュリズム時代の処方箋を考える

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📖 目次 はじめに 参政党の急成長、その裏側 なぜ「普通の人」が参政党を選んだのか 外国人問題の強調は誰の責任か 日本のポピュリズム現象の正体 欧米との比較と根底にある不満 「日本人ファースト」の二面性 既存政党への根強い不信 リベラル勢力はなぜ支持を失うのか 参政党の組織戦略と他党の遅れ 今後の日本政治と有権者へのメッセージ まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 ここ最近、SNSやネット世論を中心に「参政党」という新しい勢力が急浮上しています。一方で、長年の与党である自民党、そしてリベラルを自認する勢力も、それぞれに苦しい立場に追い込まれています。 今回は政治学者・白井聡さんの発言を手がかりに、なぜ参政党が台頭したのか、そこから今の日本政治の本質的な危機について、私自身の見解も交えながら掘り下げていきます。 参政党の急成長、その裏側 なぜ「普通の人」が参政党を選んだのか 参政党がここまで支持を拡大した理由について、よく言われるのは「極端な主張」や「排外的スローガン」です。しかし実際には、 いわゆる過激派やイデオロギー先行型だけでなく、ごく普通の主婦やサラリーマン、生活者層が投票先として選んだ という点に注目すべきだと感じています。 「日本人ファースト」「日本をなめるな」といったキャッチフレーズは、単なる右派的メッセージではなく、 長年“自分たちが国に見捨てられてきた”という漠然とした不満・疎外感 の受け皿になったのだと私は見ています。 外国人問題の強調は誰の責任か ...

自民党完全終了の本質──ネット規制と「ゲル化」する日本政治を考察する

目次 はじめに 世論調査と「辞任不要」数字のトリック 辞任不要47%の本当の意味 自民・野党ともに支持率大幅減少 国会と野党の実態──誰も選挙をしたがらない理由 全政党「ゲル化」現象と保身主義 SNS時代の言論・情報の本質的変化 情報構造の転換と「風化しない時代」 SNS規制と自由への危機感 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は、JNN世論調査や国会情勢、SNS規制の話題を通して、今の日本政治がどれほど危機的かを自分の視点でまとめていきます。報道や世論調査のカラクリ、与野党すべての「ゲル化」現象、そして何より危険なネット規制の流れ──この国の未来を憂う方にこそ読んでいただきたい内容です。 世論調査と「辞任不要」数字のトリック 辞任不要47%の本当の意味 JNN世論調査で「石破茂政権は辞任する必要がない」が 47% という数字が示されました。一見、自民党がまだ支持されているようにも見えますが、実態は全く違います。 なぜなら、「辞任不要」と答えた人の多くは “アンチ自民” を含んでおり、「自民党がこのまま自滅するのを見届けたい」「わざわざ退陣を求めるほど興味もない」という冷めた層が大半だからです。 世論調査の数字は一見すると客観的な民意のようでいて、実は「質問の仕方」や「集計の枠組み」で全く意味が変わります。実際の「辞任不要」の中身は、 自民党にとどめを刺したい国民感情 の現れと受け止めるべきです。 自民・野党ともに支持率大幅減少 今回の調査では 自民党の支持率が22% まで低下しただけでなく、立憲民主党も大幅な票減となっています。昨年末の衆院...

オールドメディアの終焉?参政党記者排除騒動から考える政治と報道のリアル

目次 はじめに 記者排除騒動とその背景 オールドメディア vs 政治勢力の対立 記者が排除された理由とは マスメディア報道の問題点 報道の中立性と政治的バイアス 記者による“嫌がらせ取材”の実態 SNS時代の新しい情報流通 政治家が直接語る時代へ オールドメディアは本当に必要か まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回は、いま話題になっている 参政党の記者会見排除騒動 について、自分なりの視点で深掘りしていきます。「オールドメディアの終焉」や「記者と政治の癒着」など、普段から感じてきた問題意識と体験談も交えて解説します。 報道や政治に関心のある方はもちろん、「なぜ今これほどまでにSNSが力を持ち始めたのか?」と疑問を感じている方にも読んでいただきたい内容です。 記者排除騒動とその背景 オールドメディア vs 政治勢力の対立 今回の主役は、神奈川新聞の石橋学記者、東京新聞の望月衣塑子記者、そして参政党です。 8月1日、臨時国会初日に行われた参政党の会見では、これまで排除されてきた2人の記者が久々に会見に出席しました。 この件は単なる一記者の出入り問題に留まらず、 「報道の自由」や「メディアと政治の関係」 という、現代日本が抱える本質的なテーマを浮き彫りにしています。 記者が排除された理由とは 石橋学氏と望月衣塑子氏が会見から排除されたのは、「取材」を超えた行動があったからだとされています。参政党側の主張によれば、 選挙活動の場で明らかな妨害や、極端なまでにカメラを近づける“嫌がらせ”行為があった とのこと。 ...

自民党除名劇とTBS偏向報道訴訟―保守分断と日本人ファーストの本音

目次 はじめに 自民党和歌山「除名」劇の舞台裏 自民党離党・除名の顛末 「勝ったら除名」―ネットの怒り 二階家と中国問題・企業献金の闇 中国関連企業と自民党の関係 自民党保守議員と参政党批判 西田昌司議員・YouTubeコメント炎上 国民・保守層の「限界」 TBS偏向報道訴訟と記者会見の真実 行政訴訟記者会見と新田哲史氏の指摘 メディアが報じない理由 外国人政策と「日本人ファースト」論争 SNS・市民運動の現場 税負担と公平性の本質 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 日本の政治・メディア界で「ここまで腐敗とねじれが進んでしまったか」と改めて痛感するニュースが続きました。今回は、自民党除名劇やTBS偏向報道訴訟、ネット上での日本人ファースト論争を通じて、現代日本の本質に切り込みます。 自民党和歌山「除名」劇の舞台裏 自民党離党・除名の顛末 和歌山選挙区で二階俊博氏の息子と無所属・望月氏が激突。もともと両者とも自民党所属でしたが、公認争いの末、二階氏の息子が党公認を勝ち取る一方で、望月氏は離党届を提出。しかし党はこれを受理せず、選挙後に望月氏を「除名」扱いに。 「離党」よりも「除名」の方が遥かに重い処分。これで党に戻る道は完全に断たれました。党内派閥と古い体質の象徴と言わざるを得ません。 「勝ったら除名」―ネットの怒り ネットでは「自民党公認候補に勝っ...

「報道特集」「しばき隊」「スパイ防止法」…左派メディア・運動の闇を抉る

目次 はじめに TBS報道特集と参政党への印象操作 取材拒否・しばき隊をめぐる報道 TBS・神奈川新聞の報道力と責任 しばき隊と左派ネットワークの実態 共産・社民・活動家の連携構造 “しばき隊”メンバーと人脈の広がり スパイ防止法と社民党・共産党の本音 福島みずほ氏の“自己暴露”発言 スパイ防止法ネガキャンの裏側 メディアの終焉とネット時代の情報リテラシー ネットが暴くメディアの限界 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回も既存メディアの欺瞞と左派ネットワークの実態が、見事に可視化されたと感じました。いまだに“報道しない自由”を振りかざし、現実を歪める一部のテレビや新聞。しかし今やネット時代。何が本当に起きているのか、私自身の視点で一つひとつ読み解いていきます。 TBS報道特集と参政党への印象操作 取材拒否・しばき隊をめぐる報道 まずTBS「報道特集」が参政党へのバッシングに乗り出した件。選挙期間中、TBSアナウンサーが外国人のことを考えろといった趣旨の発言をしたのをきっかけに、参政党が「公平性に欠ける」と抗議。選挙後には、神奈川新聞の石橋学記者が参政党会見から排除された件を執拗に取り上げ、“しばき隊”と参政党の対立構造へと論点をすり替えていきました。 ところがTBSや神奈川新聞は「しばき隊は実体のないネットスラング」と強弁。これには多くの視聴者が違和感を覚えたことでしょう。 TBS・神奈川新聞の報道力と責任 実際、しばき隊はネット上だけでなく現実でも各...

自民党大惨敗とオールドメディア没落の本質 ― 国民を無視した末路

目次 はじめに 自民党大惨敗の背景 オールドメディアの民意読み違い 政治と金・裏金騒動の本質 外国人政策が争点になった理由 岸田元総理「留学生は国の宝」発言の波紋 日本人ファーストと有権者の選択 没落するオールドメディアと国民感覚の断絶 コメンテーターが嫌われる理由 ネット時代の情報リテラシー 高市早苗氏の可能性と自民党の未来 まとめ おわりに はじめに こんにちは、Burdonです。 今回の選挙と報道をめぐる騒動を見て、つくづく 「国民とメディア・政治家の意識がここまでズレてしまったのか」 と感じざるを得ませんでした。メディアの“報道しない自由”が蔓延し、真実を知ろうとする視聴者はどんどんネットへ流れていく──その背景と本質を、私自身の視点で掘り下げていきます。 自民党大惨敗の背景 オールドメディアの民意読み違い 自民党が歴史的な大惨敗を喫したにも関わらず、テレビをつければ「裏金問題が敗因だ」と大合唱。視聴者目線で見れば 「どこまで的外れな分析を繰り返すのか」 と呆れるばかりです。テレビ朝日やTBSのワイドショーをはじめ、どの局も“政治と金”を語るばかりで、有権者が何に怒り、何を選んだのかには目もくれません。 現場の空気を読めない、時代遅れのコメンテーターが繰り返す無責任発言こそ、メディア不信と政治不信の根源だと断言します。 政治と金・裏金騒動の本質 確かに石破茂自民党総裁の誕生直後に旧派閥のパーティー資金問題が噴出し、さらに本人にも「密記載」の疑惑が出るなどスキャンダルは続きました。しかし、 実際のところ国民が本当に気にしていたのは「金の流れ」で...